2016年11月 - ほのぼのと司法試験に挑戦

行政書士試験でスタートダッシュのためのおすすめの教材

行政書士試験
11 /30 2016


 スタートダッシュのための行政書士試験対策の教材を薦めるとしたら、早稲田経営出版から出版されている「合格革命 行政書士 スタートダッシュ 」(2017年度版)をおすすめします。

 行政書士試験合格に必要不可欠な知識を詰め込んだ教材であり、正にスタートダッシュのために活用することができます。そして、この教材は、試験直前記に重要な内容を見返すことができるという利点があるので、最初から最後まで使うことができる優秀な一冊です。

 教材の丁度いい厚みから、持ち運んで勉強したり、電車の中で読んだりすることができる点も、いいところです。フルカラー、244ページで、憲法、行政法、民法、商法、一般教養といった内容を扱っています。

 来年の行政書士試験に合格したい人に、おすすめします。



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刑事訴訟法 第4版 有斐閣アルマ の紹介(評価 感想)

基本書
11 /29 2016



 有斐閣から出版されている刑事訴訟法 第4版 (有斐閣アルマ)の紹介です。

 この基本書は、422頁で書かれ、サイズは18.8 x 13 x 2.4 cmなので、単行本とほぼ同じサイズ(判型)となっています。422頁と頁数はそれなりにあるのですが、紙面のサイズが小さいので、文字数が非常に少ない基本書です。そのため、通読を楽にすることができます。

 判例の引用は、超重要判例を除いて、基本的に一行で済ませ記述を簡潔にしているために、文字数を削ることができ、一方、論点はきっちりと扱っているので、さらっと刑事訴訟法の基本書を読みたいという人には特におすすめできます。

 判例、学説についてしっかりと解説がなされ、情報量が多い基本書を望んでいる人には、刑事訴訟法講義 第5版 池田修 前田雅英 の紹介 (感想 評価)をおすすめしますが、判例・通説の考え方が書かれていれば足りるという人であれば、この本がベストです。

 特に、上訴の部分についての記述は秀逸です。予備試験短答レベルの内容をこれだけ簡潔かつ分かりやすく書けるものなのかと驚きました。逆に、訴因の部分については、他の刑事訴訟法の基本書を併用することをおすすめします。

 *なお、この記事については、第3版を読んでの感想です。最新第4版については、読んでいません。




 刑事訴訟法 第4版 有斐閣アルマ の感想などのコメントご自由にどうそ。

最近のアニメ ニュース

アニメネタ
11 /28 2016


 最近のアニメに関する情報としては、実写化が主要なトピックスになると思います。咲-Saki-、氷菓、3月のライオンについて、実写化が行われることが発表されています。アニメ・漫画に依拠する実写映画が成功した例は多くなく、実写化について対して不安の声がありますが、デスノート(2006,2008年の映画を指しています。)のように映画の評判がいい場合もありますから、期待しようと思います。また、実写映画から原作に興味を持つ人は多いですから、原作と映画は、案外winwinの関係にあるのかもしれません。

 咲-Saki- は、能力系美少女麻雀を扱ったアニメです。主人公が、カンする毎にシャンテン数が上がるという能力を持ち、嶺上開花でよくあがるので、それに感化された素人が、麻雀でカンをしまくるという状況があったりなかったりと色々と影響度が強い有名な作品です。
 アニメ咲-Saki-は、1話に限りニコニコ動画で無料で観れるので、興味のある人は、観て欲しいです。
 ⇒咲-Saki- 第1話「出会い」

 氷菓は、日常系推理小説を原作と、それに依拠して作られたアニメであり、非常に高い評価を得ています。特に、アニメ最終回の桜の風景の作画は、私の見た中では最高の作画で、全体的に非常にクオリティーが高い印象です。日常系、推理小説が好きな人であれば、ぜひ見ていただきたいです。
 ⇒(原作の購入検討)氷菓 (角川文庫)

 3月のライオンは、日常系で将棋を題材とした漫画、アニメのことです。現在、NHKでアニメが放送されています。これについては、1話、2話に限って感想を書いているので、そちらをご覧ください。
 ⇒(当サイト感想記事)3月のライオン 1話 感想
 ⇒(原作の購入検討)3月のライオン 第1巻


 そういえば、SAO、劣等生についても映画の噂を聞きました。これについては、そのうち記事にしようかなと思います。また、名探偵コナンのエピソードONEについての感想等についても、近くなったら記事にしようと思います。




会社法 田中亘の紹介(感想 評価)

基本書
11 /27 2016


 会社法 田中亘の紹介、感想です。

 会社法は手続規定が多いので無機質な記述が多くなっている基本書が大半ですが、この田中亘先生の会社法は、実務でどのように会社法が使われているのか読者が理解できるように説明しているため、生き生きとした会社法を知ることができます。またこれとも関連しますが、「具体的にはどのような場合だろうか」という疑問に対して多くの答えが記述され、分かりやすいのもいいところです。

 司法試験対策用としても、他の基本書と比べれば、論点(問題点)をしっかりと示し、「なぜ」という疑問に答えようとするところが多く答案で必要な理由を提供してくれるので、非常に使いやすいです。

 横書き、800頁と、比較的頁数が長い基本書ですが、コラムが多いので、不要なコラム・計算の難しい部分を飛ばせば、通読も十分可能です。2016年9月29日発売であり、平成26年の会社法改正に対応しています。正確に言えば、取ってつけたように平成26年の改正に対応した会社法の基本書よりも、平成26年改正後の会社法を念頭にしてゼロベースから作り上げられた唯一の基本書ということができるので、改正会社法への対応という点でも一番おすすめできます。

 この田中亘先生の会社法が発売されるまでは、リーガルクエスト会社法がシェアナンバーワンだったと思いますが、今度は、この基本書がシェアナンバーワンとなると思います。


◆amazonで購入検討する場合には、こちらから
会社法 田中亘

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◆アンケート


 会社法 田中亘の感想などのコメント ご自由にどうそ。


ハイキュー!! 3期8話 「嫌な男」の感想

アニメネタ
11 /26 2016


 ハイキュー!! 3期 8話 「嫌な男」 の感想です。

 シンクロ攻撃ALL VS ゲスブロック

 烏野のリベロ以外の全員攻撃に対して、天童の思考は、菅原の攻撃の意思により惑わされ、ブロックに飛べない天童。あの場合は、レフトに田中・旭がいることと、ライト側の攻撃成功確立が低いことからして、レフトの方でリードブロックをすべきであるという考えを、サーブが打たれる前に考慮すべきでしたね。

 影山の復活

 戻ってきての高速サーブから、ファーストタッチでマイナステンポの日向の速攻に合わせるトスをあげる辺り、やはり影山も化け物ですね。これは、日向よりも影山を褒めるべきでしょう。相手セッターにファーストタッチをさせるという及川さんにやられたことを自分のものにしているのも、流石ですね。

 「嫌な男」

 日向の速攻、顔面レシーブ、ブロックが決まるようになってくるにしたがって、牛島が日向を「嫌な奴」と認識するようになります。正直、この辺の心理描写は、分かりづらいと私は思いました。私の理解力が足りないのかもしれませんが、もう少し分かりやすく牛島の心理を描いて欲しかったです。

 白鳥沢のマッチポイント

 烏野は牛島の強烈なスパイクでマッチポイントを取られます。落ち込む烏野メンバーが、崖っぷちからどのように立ち直るのか。これについては、私が言葉にするのはナンセンスと思うので、動画を見て欲しいと思います。

 勝負は大詰めです。次回も楽しみに待ちたいと思います。







【日記】七法をいかにして勉強するか

日記、雑談
11 /25 2016



 司法試験は、基本科目として、憲法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法の六法に加えて行政法の七法が全員必修の試験科目となっている。さらに加えて選択科目として、労働法、破産法、租税法、知的財産法などなどの中から一科目を選択する必要がある。

 とすると、8科目を勉強しなければならないことになる。

 万遍なく勉強しようと思っても、実際のところ、授業の予習・復習に大きく時間を取られるので、8科目均等に時間を取るのが難しい。さらに、相対的に勉強時間が少ない訴訟法と商法を勉強したいという思いもある。学部生は訴訟法等の勉強が3年次以降になることが多いので、私と同じ悩みを持つ人は多いと思う。

 しかし、一方で、はやり8科目満遍なく勉強したいという思いもある。

 そこで、とりあえずは、「1週間で最低でも各8科目2時間は勉強する」と設定して、その目標をこなしつつ、日々の授業も平行しながら、勉強していこうと思う。

 ちなみに、今日は、民訴、会社法、行政法をそれぞれ1時間勉強しつつ、授業の復習を行いました(^∇^)ノ。





【ダートトライアル事件】おにぎり早食い競争で喉に詰まらせて死亡した事件についての考察

時事ネタ
11 /24 2016

 滋賀県彦根市で2016年11月13日に行われたおにぎりの早食い競争に参加した人が、おにぎりを喉に詰まらせて死亡した事件が起きました。

 ※かなり刑法専門的な記事なっています。刑法を勉強したことがない人であれば、結論だけでも見ていってください。

 このブログで検討したいのは、おにぎり早食い競争を企画、運営した人に何らかの犯罪が成立するのか否かです。成立しないと考える人が大半だと思いますが、しかし、その成立しないとする理屈を考える必要があります。(難しくて手が出ないので、他のにほんブログ村 司法試験予備試験にいるブログ主さんがもし見ていたら、ブログ記事等で見解を知りたいなと思うところです。)

 まず、何罪にあたるのか考えたのですが、おにぎり早食いによって、何らかの生理的障害が発生することが予見できるとして傷害致死罪、もしくは本命の過失致死罪、業務上過失致死罪といったことが考えられます。(そもそも、構成要件にすら該当しないという見解もありうるところかもしれません。) 構成要件の特定することがこんなに難しいとは思いませんでした。

 私の見解としては、食べすぎが生理的機能を害することは認識できるけれども認容がないために、傷害罪は成立せず、食べ過ぎ、喉のつまりによる窒息等による事故を防止する義務が運営者にあるところ、この義務に反したのではないかとして業務上過失致死罪の成否になると思います。

 とすると、「過失」の有無が問題となり、特に今回の事件では、一度に詰め込みすぎて窒息するということを防止するという義務を履行していたのかという問題(そもそも早食いで、早食いによる弊害が出ないように防止する義務を要求すること自体についても、疑念がありますが・・・)になり、これ自体はケースバイケースで事実を確認するしかないので、これを肯定するとします。

 で、本題です。
 構成要件が該当するとしても、被害者の承諾ないし危険の引受けで違法性が阻却されるのでは?という議論になると思います。ダートトライアル事件(千葉地判平成7年12月13日、この判例は、かなり薄いが被害者につき死亡までも危険の引受けがあることと、社会的相当性に欠けるところはないという2段階審査をしているように見えます。よく被害者の承諾の頁に現れる判例ですね。)を使って考えれば、早食いをする人として喉のつまりによる死亡危険性についての意識は薄いかもしれないが、急いで大量に食べれば喉のつまりを予見できるところであり、さらに実際に食べている地点でも危険であると認識できるから、危険の引受けがあり、早食いの実施において、お茶等が用意されるなどの対策がなされているところ(らしい)ので、社会的相当性があり、違法性を阻却すると考えます。
 
 ただもし、司会者等が「もっと食べましょう。もっといけます。」等で煽っていた場合には、社会的相当性を逸脱するとして、同罪が成立する余地があるかもしれません。

◆まとめ
 以上からすれば、大食い競争等を行うに際しては、運営者として、最低限、飲み物を用意すること、競技者に注意喚起すること、異様な煽りをしないことが求められるでしょう。そして、もし、これの最低限のことすら行っていなかったならば、業務上過失致死罪に問われる可能性があるでしょう。

【行為無価値】刑法の基本書紹介

刑法の基本書
11 /22 2016

 行為無価値の立場から書かれた基本書で、おすすめする基本書を3つ+α紹介したいと思います。行為無価値の基本書というと理論的一貫性がない(刑法の体系がしっかりしていない)という印象を持つ人もいるかもしれませんが、判例に依拠せず行為無価値の立場から学者が書いた基本書であれば、理論的一貫性が保たれていますし、そもそも判例に依拠しても司法試験レベルまでは問題にならないです。

 また、判例に沿った基本書は、学者の独自説に惑わされることがなく、癖のない基本書として使うことができるので、初学者の人には、判例に依拠した行為無価値の基本書(下記の(1))をおすすめします。


(1)司法協会 刑法総論講義案

 裁判所職員のために書かれた司法協会 刑法総論講義案です。判例の立場から書かれ、学説に翻弄されずに、不必要な学説を省き、読者に必要なことを分かりやすく伝えています。
 司法試験の刑法に必要な最小限の知識を理解させることに特化した基本書となっているので、広く様々な人におすすめできます。横書き483頁で書かれ上から下へすらすらと読むことができるので、特に、刑法を最初に勉強する人におすすめする基本書であり、また、学説の対立に疲れた人にもおすすめできる基本書です。

 詳しい感想は、司法協会 刑法総論講義案 の記事をご覧ください。


(2)基本刑法

 判例の見解に立ち、4人の学者が作った珍しい基本書です。
 最初の刑法の基本書としても使えるのですが、一般的な刑法基本書と同様に学説の紹介が多く立ち止まって考える必要に迫られるので、司法協会と比較すると、基本書を通読するには時間がかかります。それゆえ、初めて刑法を勉強する人にはおすすめしません。また、判例の引用も司法協会の方が多いです。
 基本刑法の利点としては、学者が最新の学説を踏まえて書かれているので、学説が重要視する論点に触れることができ、また、法科大学院生を意識して書かれているので、学生が勘違いしやすい点、難しいと感じる点についての記述があることが魅力的です。
 例えば、危険の現実化の論証の仕方を詳しく説明していることを挙げることができます。危険の現実化それ自体を扱っている書籍は多いですが、論証の仕方(言い換えれば実際の使い方)を説明するのは、私の知る限りこの基本書だけでしょう。実際、慶應法科大学院の入試では、基本刑法のこの部分の解説が役に立ちました。
 初学者が手にすべき基本書というよりも、司法試験の論文試験を強く意識した刑法の基本書という感じです。ある程度刑法を勉強した司法試験受験生にとって目から鱗が落ちる記述が多く、論文試験まで見据えた刑法の基本書が欲しいという人向けです。

 詳しい感想は、基本刑法 の記事をご覧ください。


(3)刑法総論 高橋則夫

 行為無価値の学者が書いた刑法総論の基本書です。
 判例というよりも、行為無価値の立場から書かれたものです。理論的な一貫性があるので、刑法を理論的に理解したい人におすすめする基本書です。また、共同正犯については、司法協会と親和性が高いので、司法協会の共同正犯について理解しづらいと感じるのであれば、この基本書を併用するのもひとつの手です。
 (以上は、第2版の感想です。最新版については、確認していません。)

 詳しい感想は、刑法総論 高橋則夫 の記事をご覧ください。


(4)井田良 講義刑法学・総論 という評価が高い刑法基本書もありますが、この刑法の基本書については読んでいません。ただ、上記3つの刑法基本書とならんで評判がいいので、検討してみる価値はあると思います。各論についても、講義刑法学・各論が、2016年12月5日に発売されています。


(5)刑法講義総論 大谷實
 大谷實先生の刑法基本書です。昔の司法試験受験生に愛されていた刑法の基本書であり、行為無価値に立ちます。社会的相当性に頼っている部分は多くなく、それでいて判例寄りの見解をうまく理由付けして示しているので、今なお使える基本書です。

■ (行為無価値)刑法の基本書のまとめ


 刑法を始めて勉強する人、また、勉強量を抑えたいと考えている司法書士、公務員試験対策には、(1)刑法総論講義案 司法協会をおすすめします。結果無価値の基本書を使うと判例との整合性を調べる必要性が出てきますが、判例に準拠する刑法総論講義案であれば判例の整合性を考えずに使用することができるので、勉強の効率が上がります。
 司法試験受験生で、行為無価値の刑法基本書を使いたいと考える人であれば、(1)、(2)どちらかの基本書を使うことをおすすめします。



ハイキュー!! 3期 7話 感想 「こだわり」

アニメネタ
11 /21 2016

 ハイキュー!! 3期 7話 「こだわり」 の感想です。

 勝負は、いよいよファイナルセットです。

 スターターは、セッターを菅原に変更!! 疲れている影山を休ませるコーチの戦略でしょう。途中で出場しているとはいえ、セットの始めからの出場は久方ぶりであり、全国行きが懸かった大一番ですから、当然緊張するでしょうね。

 セッター菅原VSブロッカー天童

 堅実なセッターである菅原として、GUESSブロックは天敵です。速攻が止められたあとの攻撃はレフトの旭に頼るという思考をし、実行に移す天童は見事です。正直天童の方が一枚上手でした。

 菅原が夏合宿で仕込んだ5人同時シンクロ攻撃も、2度目は通じず、天童の笑顔の餌食になりました。

 ブロッカー天童の回想

 ゲスブロックを回りに認めてもらえない天童の回想です。ゲスブロックがこれまで幾たびも成功してきたにも関わらずそれを認めずおそらく「システムブロック」に固執する当時のコーチと馬が合わない天童。そして、周りのチームメイトからの孤立。

 これを「出る杭は打たれる」、「協調性がない」と評価するか、「その個人に能力がある」と評価するかという命題は、様々なシーンで我々が考えていかなければならないことでしょう。

 ただ、凡人が強豪校でレギュラーを獲得するためには何をすべきか、ということを考えると、常識的にプレーをしたら才能や体格に勝る者に勝てないわけですから、普通ではないプレーをしなければなりません。例えば、日向の変人速攻であり、天童のゲスブロックがこれにあたるわけです。
 指導者として、常識的なプレーを教えるのは正しいようでいて、実は残酷な指導になっていることがあります。言い換えれば、凡人の活路を潰す指導をしているといえるでしょう。もちろん、最低限の常識的なプレーを教えることは必要ですから、そのさじ加減は非常に難しいところです。
 
 天童にしろ牛島にしろ、「個性をどのように扱うのか」という命題は、非常に難しいと記事を書いていて漠然と思いました。

 天童は、凡人として活路を得るために、ゲスブロックをしているわけではなく、ブロックが成功したときの相手スパイカーの悔しがる顔が好きだからという理由で、ゲスブロックをしているわけですが、いずれにしても、天童からゲスブロックを取ったらただの凡人になってしまうでしょう。

 月島の退場

 月島が牛島のスパイクを受けて、出血などのダメージを受けて退場!! これは驚きです。ストーリーとして退場させる必要性はあまりないですから、意外性が大きいです。


 月島が退場し、影山がガス欠というピンチの烏野、一方、白鳥沢は牛島が「のってきた」状態です。勝負のファイナルセットの行方が気になります。







2016(平成28)年東京大学ロースクール 受験感想

法科大学院(LS)入試
11 /20 2016


 2016(平成28)年11月20日東京大学法科大学院(以下、東大LS)の受験をしてきました。その感想です。以下、平成28年度の受験体験になりますので、今度変更になる可能性があります。受験の際には、当該年度の資料をご確認ください。

 当日の受験場の天気は、雨でしたので、非常に寒かったです。電車も混んでいて化粧水の塊のような人もいたので大変でした。

 私が受験したのは、既習者試験です。未修者試験と同日開催ですので、どちらかしか受験できません。出願の地点でどちらを受験するか決定する必要があります。

 試験は、民事系(民法、商法、民事訴訟法)、刑事系(刑法、刑事訴訟法)、公法系(憲法、行政法)で分けられ、3教科それぞれ70分の試験時間となっています。全て論文形式で六法が貸与されます。貸与されたのは、ポケット六法 平成29年版です。試験は、この順番で行われましたが、毎年受験科目の順番は変更になっているような気がします。

 論文解答用紙は、1枚配られ、1行30マスで表面40行、裏面40行です。解答用紙は1枚で、民事系でいえば民法、商法、民事訴訟法のすべての解答をします。油断していると、解答用紙が足りなくなるので、その点を考慮する必要があります。特に、刑法について、細分化して答案を書く癖がある人は、注意が必要です。

 下書き用紙なるものが配られましたが、私は使っていませんし、使う暇なないでしょう。下書き用紙は回収しないので、メモ用紙や図を描くために使用してもいいでしょう。とはいえ、問題冊子に十分な余白があるので、私は、下書き用紙を全く使いませんでした。

 特に民事系は、1教科を20分強で解く必要があるので、時間管理が非常にシビアです。また、過去には手形法も出題されたことがあるらしいので、民事系は鬼門となっています。ただ、今年はそこまで時間的に難しいと感じませんでした。今年の内容は、物権、合併、二重起訴禁止です。

 今年の刑事系は、自招侵害と誤想過剰防衛を組み合わせた刑法と、刑事訴訟法328条の問題で、刑事訴訟法判例百選 第9版のNO.90事件と関連した刑訴の問題でした。

 今年の公法は、地方自治について広く問う問題で、受験生は面食らっていたと思います。今年は、憲法、行政法とはっきりと区別できる問題ではなかったと思います。

 なお、東大の過去問はHP等で公開されず、過去問を販売しているので、いまのところ、これ以上問題について詳しく書くつもりはありません。憲法については、著作権性が肯定しづらいですが、それも含めて。


 他の受験生についてきょろきょろと観察すると、試験前、伊藤塾の論文ナビゲートテキスト(私は持っていないので、正式な呼び名は知りませんが、おそらく正しいと思います。)や、辰巳の趣旨・規範ハンドブック を見ている人が多かったです。意外だったのは、判例百選を試験前に読んでいる人がぼちぼちいたことですね。周りの人が使っているペンは、大抵の人がジェットストリーム でした。


 訴訟法については、後悔が残る試験でした。落ちるとしたら、ここが致命傷になっていると思います。公法は、ほとんどの受験生ができていなかったと思うので、ここでは差が付かないでしょう。ただ、他の受験生次第では、差をつけることができる問題だったので、できれば加点が欲しいです。住民自治、団体自治に触れたことがどこまで評価されるのかが、勝敗を分けると思います。

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水刀

2017年4月、LSに入学しました。