法学部 - ほのぼのと司法試験に挑戦

法学部入学前に法律の勉強をすべきか

法学部
03 /20 2017

 この記事は、「法学部入学前に英語などの勉強はしようと思うけれど、法律の勉強をする必要があるのだろうか。」という疑問に答える記事を目指しています。

 大学入学前に英語の勉強をする人は多いと思います。英語学習は、大学の英語の授業や就職のときに備える意味で役に立つことです。一方、専門科目である法律系の科目については勉強する必要があるのか。また、勉強するとしてもどうやって勉強すればいいのかについて、疑問・不安に思っている人も多いと思いますので、法学部入学前に法律の勉強をすべきかについて語りたいと思います。


法学部を卒業することだけを考えれば

 法学部に入学する人のほとんどが事前に法律の勉強をしていないので、平凡に単位を取り、卒業することだけを考えれば、事前に法律の勉強をする必要はありません。

それでも、法学部入学前の法律勉強をおすすめする理由

 まず、平凡に卒業するだけでは満足できない人―言い換えれば、法律の勉強をして、公務員試験、行政書士・司法書士試験、司法試験などに挑戦したいと考えている人―であれば、事前に法律の勉強をするメリットが大きいです。特に難関である人気が高い公務員試験、司法書士試験、司法試験に興味があるのであれば、勉強を開始すべきでしょう。

 次に、各大学にもよりますが、条文の読み方すら教えずに、それを当然知っているものとして授業をする教授も(淘汰されてきていますが)存在するので、法律の基礎を習得しておく方が安全であるためです。

 最後に、現在では、法律学習の初心者に対する書籍が増えていますので、法学部入学前に勉強を開始することが容易になっていることもおすすめする理由です。

では、どのように勉強をすればいいのでしょうか。

 法律の条文の読み方など法律の基礎についての解説本を使いつつ、一般的な大学の法学部1年生で必修科目となる「憲法」、「民法」、「刑法」の入門書を用いて勉強することをおすすめします。これらの入門書を読むだけで勉強になるはずです。
 おすすめの入門書については、法学部入学前に読んで欲しい本10選 で紹介しているので、もしよければご覧ください。


「法学部入学前に法律の勉強をすべきか」についてのまとめ

 卒業や単位取得だけを考えれば法律の勉強を開始する必要はありませんが、もし、法律をしっかりと勉強する理由があれば法学部入学前から勉強を開始した方がいいでしょう。





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【新法学部生におすすめ】法学セミナー 2017年 04 月号の紹介

基本書
03 /10 2017

 「法学セミナー 2017年 04 月号」では、法学部で勉強する基本的な教科である憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法の入門について、解説がなされています。法律系の雑誌であり、2017年4月に法学部に入学する人や法科大学院に入学する人に特におすすめする雑誌です。

 法律勉強のスタートダッシュのために、ぜひ手にとっていただきたいです。

 出版予定日は2017年3月11日!












法学部の試験対策【参考書 山勘】

法学部
01 /14 2017

 はじめに

 法学部生に対して、単位取得の際に役に立つと思う情報を記事にして公開しようと思います。参考書の紹介をメインにしますが、一応、山を張る場所についても書いています。

【1】憲法
 山を張るなら、人権であれば、前期は私人間効力について、後期は二重の基準について張るべきでしょう。両者とも重要な概念ですので、これを知らずに憲法の試験に挑むのは危険です。統治については、満遍なく出題されることが多いので、山を張ることは困難です。
 以下、試験対策に有用と思う参考書、基本書の紹介です。



【2】刑法
(1)総論

 司法協会の刑法総論講義案をお勧めします。この基本書については、記事を書いているので、そちらもご覧ください。(刑法総論講義案の紹介

(2)各論
 各論について、山勘をするならば、財産犯のところです。もし、財産犯が出題範囲でなければ、放火罪、公務執行妨害罪が出題される可能性が高いです。次点としては、名誉毀損罪、殺人罪と自殺関与罪の区別といったところでしょう。


【3】民法
(1)総論
ア、前期

 前期であれば、制限行為能力者制度、失踪宣告、意思能力に関する民法93条~96条のところがテスト範囲になると思います。どれが出題されるのか、それとも全般的に出題されるのかについて、山を張るのは難しいので、過去問を使って対策をするか、全般的に勉強する以外にありません。
イ、後期
 後期は、代理、時効が主要な範囲であると思われますが、論文(記述式)であれば、大抵、代理が出題されることが多いので、代理(有権代理、無権代理、表見代理)について詳しく勉強しましょう。というのも、時効は論文形式で出題することが難しいため、代理が出題される可能性が高いのです。
ウ、お勧めの参考書

(2)物権
ア、前期
 民法177条について聞かれる可能性が高いです。民法の中で一番重要といってもよく、試験に出題しやすいことからも山を張るなら177条です。他には、善意取得≧物権的請求権>共有>占有の概念が順に試験対策上重要となります。
イ、後期(担保物権)
 抵当権が一番試験に出ます。先取特権、質権などの勉強も重要ですが、まず抵当権を理解しましょう。一般的に言えば、論文(記述式)試験対策上重要なのは、抵当権>>>譲渡担保>質権>先取特権>留置権>その他と思います。
 なお、抵当権だけでも相当広い範囲ですから、なるべく早く勉強することをお勧めします。

(3)債権総論、各論以下については、そのうち追記します。

 

 おわりに

 当然のことですが、できる限りテストの情報を集めることが一番重要です。マークシートか論文かで対策の方法も異なりますし、過去問などから問題を推測することができる場合があるからです。また、一番いい教材が、授業のノート、レジュメであることも非常に多いです。
 とはいえ、ノート、レジュメ、指定された教科書を見直しても分からない場合で、参考書を探している人もいると思いますので、そういった人にとって役に立つ記事になっていれば嬉しいです。
 なお、テスト対策について、何らかの質問等があれば、テストの内容を含めて、コメントで質問も受け付けています。お気軽にどうぞ。

水刀

2017年4月、LSに入学しました。