刑法総論 高橋則夫 の紹介 (感想 評価) - ほのぼのと司法試験に挑戦

刑法総論 高橋則夫 の紹介 (感想 評価)

刑法の基本書
10 /23 2016

 高橋則夫先生の刑法総論 第3版が発売されました。
 行為無価値で理論的に説明がなされている基本書です。刑法総論を深く詳しく説明がなされているので、しっかりと行為無価値の立場から理解がしたい人にお勧めする本です。(注意:私が読んだことがあるのは、第2版ですので、以下頁数を除いて、第2版を基準として記事を書いています。)

 現状、行為無価値の基本書でいえば、基本刑法や刑法総論講義案(司法協会)という司法試験受験生に高い評価を受けている基本書があります。これらの基本書が400頁位であるのに対して、この基本書は624頁と比較的ページ数が長い基本書であり、その上判例の引用を本文で行うために判例部分を飛ばして読むことはできず、何度も読み返すことに時間がかかる基本書です。逆に言えば、じっくりと理論的に行為無価値を理解したいと思う人が使う基本書です。

 共同正犯についての考え方は、司法協会や実務と親和性が高いです。そのため、共同正犯において判例・実務の考え方で論述したいと考えているが、共同正犯の迷路に迷い込んでしまったという人におすすめできます。
 
 論証を自作する場合やレポートを書く場合に、行為無価値の立場の本でよく参照されるのが、この本です。独学の人、基本刑法、講義案で基本書の説明が不十分であると感じた人、じっくりと理論的に行為無価値を理解したいと思う人に、お勧めできる基本書です。

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水刀

2017年4月、LSに入学しました。